Magic ETL enhancements
Magic ETL は、ノーコード・ローコード・ハイコードなど、どのアプローチを好むユーザーのニーズにも応える形で進化を続けています。
今回の最新アップデートでは、柔軟性・効率性・コントロール性をさらに高め、データ変換や強力な DataFlow の構築がこれまで以上に簡単に行えるようになりました。
Magic ETL タイルの「キャンバスから追加」

これまでは、タイルを追加する方法は、左側のアクションペインからキャンバスへドラッグするしかありませんでした。
この操作は、一部のユーザーにとっては手間に感じられ、よりスムーズな操作を求める声もありました。
今回、新たにキャンバスから直接タイルを追加できる、より効率的な方法を導入します。
これからは、終端タイル以外のすべてのタイルの横に「プラス」ボタンが表示されます。これをクリックするだけで、次のことが可能になります:
- 必要なタイルを検索
- タイルの全リストをスクロールして閲覧
- よく使うタイルを、リスト上部から素早く選択
この新機能により、DataFlow をこれまで以上に素早く、少ない操作で作成できるようになります。
本来注力すべきデータ業務に、より多くの時間を割けるようにするための改善です。
パワーユーザー向けアップデート

Magic ETL は、非技術ユーザーがデータの可能性を引き出すための強力なツールとして長く活用されてきました。しかし、より高度なコードベースの操作を好むユーザーのことも忘れてはいません。
本日、ワークフローにより高いコントロール性と効率性を求めるパワーユーザー向けのアップデートをリリースします。
現在ベータ版で利用できる新機能はこちらです:
上流依存なしでタイルを設定可能に
有効な上流タイルが存在しなくてもタイルの設定ができるようになりました。
これにより、大規模または複雑な DataFlow でも素早く柔軟に調整できるようになります。
「ここまで実行」機能
DataFlow 全体を実行することなくロジックをテストできます。
特定ポイントまでのプレビューが可能になるため、デバッグやテストの効率が大幅に向上します。
接続を簡単にする Inputs タブ
各タイルに新たに追加された Inputs タブで、キャンバス上のどこからでも入力元を選択可能になります。
大規模な DataFlow で長い線を引き回す必要がなくなり、設定がよりスムーズになります。
これらのアップデートは、技術ユーザーが Magic ETL の DataFlow をより効率的かつ快適に扱えるように設計されています。
そしてこれは始まりにすぎません。今後もパワーユーザー向けの新機能を続々とリリース予定ですので、ご期待ください!
Magic ETL 向け Split Join と Split Filter
すべての DataFlow で利用可能となり、データの管理と分析をこれまで以上に行いやすくする 2 つの新しいタイル機能をご紹介します。
Split Join
1 つの Join から複数の出力ストリームを管理できます。
結合された行と、結合されなかった行を 1 ステップで明確に判別できます。
Split Filter
よりスマートにフィルタリング。
条件を満たす行と満たさない行を同時に取得し、別々のストリームとして整理できるため、よりわかりやすく効率的に処理できます。
Split Join と Split Filter の Magic ETL タイルの使い方は、ナレッジベースで確認できます。

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