はじめに
この記事では、Beast Modeで実行できる、前期比計算をいくつか紹介します。これらの同じ計算の多くは、 前期比チャート作成機能 を使用して実行することもできます。前期比グラフを作成する
Domoで前期比グラフを作成するには、x軸(日付)に1つのBeast Mode計算を使い、系列に別のBeast Mode計算を使います。また、Beast Mode計算を作成して、カードに表示する日付の範囲を制限することもできます。 以下の例を使って、自分用の前期比Beast Mode計算を作成してみましょう。以下の例は、前年比グラフを作成する方法を示しています。 ステップ1:x軸(日付)計算を作成(必須) このステップでは、年など前期の日付を現在の期間の日付に算定します。これで、異なる期間のデータがx軸で同じ範囲内に表示されます。このBeast Mode計算は、日付の値の年の部分を現在の年に置き換えます。STR_TO_DATE(CONCAT(YEAR(CURRENT_DATE()), '-', DATE_FORMAT(`Date_Field`, '%m-%d') ), '%Y-%m-%d')
ステップ2:系列(年)計算を作成(必須)
次に、各期間のデータを表す系列を作成します。このBeast Mode計算は、各年のデータを表す系列を作成します。
YEAR(`Date_Field`)
ステップ3:フィルターのための計算を作成(オプション)
1年間以外の期間(前四半期比、前月比など)を見たい場合は、その日付範囲または期間のみのフィルターを作成することもできます。
フィルター用のBeast Mode計算を作成するには、2つの方法があります。最初の方法では、特定の日付範囲内のフィルターを作成します。2つ目の方法では、過去の日数や月数などを指定したフィルターを作成します。
特定の日付範囲
特定の日付範囲のフィルターを作成するには、以下のBeast Mode計算を使います。
前週比の変化を計算する
以下のコードを使い、前週比の変化を示す計算を作成します。以下の例は、4週間前(曜日で並べられた)のものと52週間前(曜日で並べられた)のものを含んでいます。数値を目的の期間に変更します。 X軸が日付 - 「共通の日付」でなくてはなりません。前年から今年までの変化の割合を計算する
例えば、過去24ヶ月を月別にグループ化して表示するカードがあるとします。系列として、年が設定されています。前年の1月から現在の月と、今年の1月から現在の月とを比較し、まとめ数字にその変化の割合(%)を表示したいとします。これを行うには、以下のBeast Mode計算を作成します。(今年の値 - 昨年の値)/昨年の値
差異を計算する
当年度・前年度差異
以下のコードを使い、当年度と前年度の差異の計算を作成します。 “ (SUM(CASE WHEN YEAR(MyDateColumn) = YEAR(CURRENT_DATE()) THEN Amount ELSE 0 END)
- SUM(CASE WHEN YEAR(
MyDateColumn) = YEAR(CURRENT_DATE()) - 1 THENAmountELSE 0 END) ) “
差異%((CY - PY)/PY)
以下のコードを使い、差異%((当年度 − 前年)/前年度)の計算を作成します。 “ ((SUM(CASE WHEN YEAR(MyDateColumn) = YEAR(CURRENT_DATE()) THEN Amount ELSE 0 END)
- SUM(CASE WHEN YEAR(
MyDateColumn) = YEAR(CURRENT_DATE()) - 1 THENAmountELSE 0 END) ) / NULLIF(SUM(CASE WHEN YEAR(MyDateColumn) = YEAR(CURRENT_DATE()) - 1 THENAmountELSE 0 END), 0) ) “
年初来差異
月ごとの店舗別の従業員数を含むDataSetがあるとします。今月の従業員数と年末の数を比較するには、どうしたらよいでしょうか? カードが現在の年にフィルターされていると仮定した場合、次のBeast Mode計算を作成します。 今月の従業員数:COUNT(DISTINCT CASE WHEN YEAR(DateColumn) = YEAR(CURRENT_DATE()) AND MONTH(DateColumn) = MONTH(CURRENT_DATE()) THEN `Employee ID` END)
今年の従業員数:
COUNT(DISTINCT'Employee ID')
今年の従業員数 - 今月の従業員数(年初来差異):
COUNT(DISTINCT `Employee Id` - COUNT(DISTINCT CASE WHEN YEAR(DateColumn) = YEAR(CURRENT_DATE()) AND MONTH(DateColumn) = MONTH(CURRENT_DATE()) THEN `Employee ID` END)
このデータのトレンドを時系列で確認する必要がある場合は、このソリューションで、毎月の年初来を参照し、月レベルで要約する作業をDataFlowで実行する必要があります。
前年同期比(YOY)を比率で計算する
このタイプの比較を行う場合、比率の計算はすべてDataFlow内で行う必要があります。YOY:複数期間の比較
複数期間の前年同期比計算を作成するには、次の表をご覧ください。| 期間 | 説明 | 計算 |
|---|---|---|
| 年単位 | 年間Beast Modeを作成し、カテゴリーとしてプロットします(ほとんどのチャートでx軸)。 | year( |
| 四半期単位 | 四半期Beast Modeを作成してカテゴリーとしてプロットします(ほとんどのチャートでx軸)。複数年にまたがる場合は year( ) を系列として使用します。 | Quarter( |
| 月単位 | 月単位のBeast Modeを作成してカテゴリーとしてプロットします(ほとんどのチャートでx軸)。複数年にまたがる場合は year( を系列として使用します。 | Month( |
| 週単位 | 月単位のBeast Modeを作成してカテゴリーとしてプロットします(ほとんどのチャートでx軸)。複数年にまたがる場合は year( を系列として使用します。 | WeekofYear( |
| 日単位 | 日単位のBeast Modeを作成してカテゴリーとしてプロットします(ほとんどのチャートでx軸)。複数年にまたがる場合は year( を系列として使用します。 | DayofYear( |
YOY:2つの期間の比較
‘This Year’ と ‘Last Year’ は、ほかのテキストまたは金額フィールドと入れ替えることができます。比率を計算する際は、金額フィールドは必須です。
「複数系列」に対して「同一系列」の利点は、「同一系列」ではコードを統合できることです。ただ、「今年/前年」を金額列と入れ替える場合は、それらを分離する必要があります。
YOY:年間比較
年間の前年同期比計算を作成するには、次の表をご覧ください。| タイプ | 計算 |
|---|---|
| 複数系列 - 今年 | Case when Year( |
| 複数系列 - 前年 | Case when Year( |
| 複数系列 - 同じ系列 | Case year( |
| 比率:(C/P) - 1の計算式を用いた2つの間の変化の割合 |
|
YOY:1年間(YTD)の比較
年初来の前年同期比計算を作成するには、次の表をご覧ください。| タイプ | 計算 |
|---|---|
| 複数系列 - 今年 | CASE WHEN year( |
| 複数系列 - 前年 | CASE WHEN ((year( |
| 複数系列 - 同じ系列 | CASE WHEN year( |
| 比率:(C/P) - 1の計算式を用いた2つの間の変化の割合 |
|
YOY:四半期比較
四半期の前年同期比計算を作成するには、次の表をご覧ください。| タイプ | 計算 |
|---|---|
| 複数系列 - 今年 | Case when (quarter( |
| 複数系列 - 前年 | Case when (quarter( |
| 複数系列 - 同じ系列 | Case when (Quarter( |
| 比率:(C/P) - 1の計算式を用いた2つの間の変化の割合 |
|
YOY:四半期初来(QTD)の比較
四半期初来の前年同期比計算を作成するには、次の表をご覧ください。| タイプ | 計算 |
|---|---|
| 複数系列 - 今年 | Case when (quarter( |
| 複数系列 - 前年 | Case when (quarter( |
| 複数系列 - 同じ系列 | Case when (Quarter( |
| 比率:(C/P) - 1の計算式を用いた2つの間の変化の割合 |
|
YOY:月別比較
月別の前年同期比計算を作成するには、次の表をご覧ください。| タイプ | 計算 |
|---|---|
| 複数系列 - 今年 | Case when (month( |
| 複数系列 - 前年 | Case when (month( |
| 複数系列 - 同じ系列 | Case when (month( |
| 比率:(C/P) - 1の計算式を用いた2つの間の変化の割合 |
|
YOY:1ヶ月間(MTD)の比較
1ヶ月間の前年同期比計算を作成するには、次の表をご覧ください。| タイプ | 計算 |
|---|---|
| 複数系列 - 今年 | Case when (month( |
| 複数系列 - 前年 | Case when (month( |
| 複数系列 - 同じ系列 | Case when (month( |
| 比率:(C/P) - 1の計算式を用いた2つの間の変化の割合 |
|
YOY:週別比較
1ヶ月間の前年同期比計算を作成するには、次の表をご覧ください。| タイプ | 計算 |
|---|---|
| 複数系列 - 今年 | Case when (WEEKOFYEAR( |
| 複数系列 - 前年 | Case when (WEEKOFYEAR( |
| 複数系列 - 同じ系列 | Case when (WEEKOFYEAR( |
| 比率:(C/P) - 1の計算式を用いた2つの間の変化の割合 |
|
YOY:1週間(WTD)の比較
1週間の前年同期比計算を作成するには、次の表をご覧ください。| タイプ | 計算 |
|---|---|
| 複数系列 - 今年 | Case when (WEEKOFYEAR( |
| 複数系列 - 前年 | Case when (WEEKOFYEAR( |
| 複数系列 - 同じ系列 | Case when (WEEKOFYEAR( |
| 比率:(C/P) - 1の計算式を用いた2つの間の変化の割合 |
|
YOY:日別比較
1週間の前年同期比計算を作成するには、次の表をご覧ください。| タイプ | 計算 |
|---|---|
| 複数系列 - 今年 | Case when (DAYOFYEAR( |
| 複数系列 - 前年 | Case when (DAYOFYEAR( |
| 複数系列 - 同じ系列 | Case when (DAYOFYEAR( |
| 比率:(C/P) - 1の計算式を用いた2つの間の変化の割合 |
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比率計算を使ったPOP計算(今期対前期)
POP:前四半期比(QOQ)の比較
前四半期比の比較計算を作成するには、次の表をご覧ください。| タイプ | 計算 |
|---|---|
| 複数系列 - 今期 | CASE WHEN ((year( |
| 複数系列 - 前期 | CASE WHEN (quarter(curdate())=1) THEN (CASE WHEN ((year( |
| 比率:(C/P) - 1の計算式を用いた2つの間の変化の割合 |
|
POP:QTD前四半期比の比較
四半期初来の前四半期比の比較計算を作成するには、次の表をご覧ください。| タイプ | 計算 |
|---|---|
| 複数系列 - 今期 | CASE WHEN ((year( |
| 複数系列 - 前期 | |
| 比率:(C/P) - 1の計算式を用いた2つの間の変化の割合 | 結果を得るには、上の計算式にその前の2つのセクションを挿入します。 |
POP:前月比(MOM)の比較
前月比の比較計算を作成するには、次の表をご覧ください。| タイプ | 計算 |
|---|---|
| 複数系列 | |
| 比率:(C/P) - 1の計算式を用いた2つの間の変化の割合 |
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POP:1ヶ月間MOMの比較
1ヶ月間の比較計算を作成するには、次の表をご覧ください。| タイプ | 計算 |
|---|---|
| 複数系列 | |
| 比率:(C/P) - 1の計算式を用いた2つの間の変化の割合 |
|
POP:前週比(WOW)の比較
前週比の比較計算を作成するには、次の表をご覧ください。| タイプ | 計算 |
|---|---|
| 複数系列 | |
| 比率:(C/P) - 1の計算式を用いた2つの間の変化の割合 |
|
POP:1週間のWOWの比較
1週間の前週比の比較計算を作成するには、次の表をご覧ください。| タイプ | 計算 |
|---|---|
| 複数系列 | |
| 比率:(C/P) - 1の計算式を用いた2つの間の変化の割合 |
|
POP:前日比(DOD)の比較
前日比の比較計算を作成するには、次の表を参照してください。| タイプ | 計算 |
|---|---|
| 複数系列 | |
| 比率:(C/P) - 1の計算式を用いた2つの間の変化の割合 |
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