はじめに
Domo Wordプラグインを使用すると、DomoからカードやDataSetのデータをダウンロードしてMicrosoft Wordにインポートすることができます。この方法はDomoへのアクセス権を持たない社内の人たちとDomoのデータをシェアするときに非常に便利です。 インポートするカードの要素を選択できます。例えば特定のチャートカードから、チャート、まとめ数字、最終更新日など、指定した要素だけをインポートできるほか、これらすべてをインポートすることもできます。また、「クエリ表」を使用してDataSetまたはDataSetの一部をWordにインポートすることもできます。これらは、集計、フィルター、制限などにもとづいてWordに取り込んだDataSetのサブセットまたは単一の値です。DomoからWordにデータを取り込んだら、ボタンクリック1つでいつでもデータを更新できます。- Domo Wordプラグインは、Windows版のWordで のみ 動作し、Office 2000以降でのみサポートされています。
- Wordプラグインでは、多要素認証を利用することができます。
- 管理者ユーザー、パワーユーザー、編集ユーザーは全員、このプラグインを使えます。
プラグインの利点
このプラグインを使うと、次のことができるようになります。- 可視化カード または可視化カードの個々の要素(チャート/表の内容、まとめ数字、所有者名など)をWordにインポートする。
- クエリ表を使い、選択したフィールドまたは単一の値としてDataSetのデータをインポートする。
- Domoのデータであることを一目で把握できるように、Word文書に含まれるDomo由来のコンテンツをハイライトする。
- 内容を更新する。カードやDataSetに変更があると、それは「再ダウンロード」されます。
プラグインのダウンロード
Domo Wordプラグインは[管理者設定]でダウンロードできます。 Domo Wordプラグインをダウンロードするには:- Domoで [管理者設定] に進みます。
- [ツールダウンロード] を選択します。
- 目的の [Domo Wordプラグイン] セクションまで下向きにスクロールします。
- [Wordプラグインを試す] をクリックします。
プラグインをインストールする
インストール後に表示されるウィザードまたはコマンドラインのいずれかにより、プラグインをインストールできます。ウィザードによるインストール
- プラグインのダウンロードが終わったら、ウィザードに従ってコンピューターにインストールします。
コマンドラインによるインストール
- 最初に、Windowsマシンの管理者であることを確認します。
- スタートメニュー をクリックしてコマンドプロンプトを開きます。
- 検索バーに、CMDと入力します。
-
[コマンドプロンプト] を右クリックし、 [管理者として実行] をクリックします。

- [管理ポータル]>[ツールのダウンロード]から、Domo Wordプラグインのダウンロードに移動します。
-
コマンドラインターミナルで、Domo Wordプラグインのダウンロードファイルの保存先へのパスを、次の例のような形式で入力してコマンドラインを実行します:
C:\Windows\system32>\Users\user_account_name\Downloads\Domo Wordsetup.msi - これにより、Domo Wordアドインセットアップのウィザードが開始されます。
- 表示されるプロンプトに従って、Domo Wordプラグインをインストールします。
手順
プラグインを使ってDataSetをWordにダウンロードするプロセスをまとめると、次のようになります。- Domoのコンテンツを取得するDomoのインスタンスがある サーバーに接続 します。
- 目的のカードまたはDataSetのコンテンツを Word にダウンロードします。
- 文書内でDomoのデータを一目で把握できるように、Domo由来のコンテンツをハイライトします。
- すべてを最新状態に保つため、必要に応じて データを更新 します。
Word内の[Domo]タブとサイドバーの各部分について
Domo Wordプラグインをインストールすると、Wordのメインタブの最後尾付近に [Domo] タブが現れます。このタブは以下のようになっています。
コンポーネント | 説明 |
|---|---|
Connect to Domo | 指定したDomoインスタンスに接続します。複数のインスタンスに同時に接続できます。既にインスタンスに接続済みの場合は、このボタンに [Connected] と表示されます。このようなケースでは、このオプションを使って新規接続を追加したり、接続を削除したりできます。 |
Highlight Domo Content | Word文書内でDomoコンテンツのハイライトのオン/オフを切り替えます。 |
Open Sidebar | 画面右側にサイドバーを開きます。このサイドバーから、WordにインポートするカードやDataSetを選択できます。これについては、以下で詳しく説明します。 |
Refresh | Word文書に組み込まれたDomoコンテンツを更新します。 |
Help | このDomo Wordのバージョンを確認し、より新しいバージョンがないかチェックできます。 |

コンポーネント | 説明 |
|---|---|
Connect to Domo | 指定したDomoインスタンスに接続します。複数のインスタンスに同時に接続できます。既にインスタンスに接続済みの場合は、このボタンに [Connected] と表示されます。このようなケースでは、このオプションを使って新規接続を追加したり、接続を削除したりできます。 |
[Server]メニュー | データを取得する接続済みDomoサーバーを選択できます。複数のサーバーに接続している場合のみ表示されます。 |
[Search]フィールド | 接続したDomoインスタンスのカードやページを検索できます。 |
Add Custom Query Table | 集計、フィルター、制限などにもとづいてDataSetのサブセットまたは単一の値をWordに取り込めます。クエリ表の詳細については、このトピックの後半で説明しています。 |
Pages/Subpages | カードやカード下のサブページにアクセスできます。 |
Cards | サイドバーでカードを開くことができます。このカードでは個々の要素(視覚的コンテンツ、まとめ数字など)が区別されており、必要に応じてWord文書にドラッグできます。 |
Apply Page Filters | サイドバーのリストに含まれるページにページフィルターを適用するかどうかを指定します。 |
[Refresh]ボタン | サイドバーに表示するページのリストを更新できます。 |
Domoサーバーに接続する
アクセス権のあるDomoインスタンスのサーバーであれば、接続できます。複数のインスタンスに同時に接続できます。 Domoサーバーに接続するには:-
Wordの[Domo]タブ左側の [Connect to Domo] ボタンをクリックします。(既にサーバーに接続中の場合は、このボタンに [Connected] と表示されます。)
接続を追加するよう促すダイアログが表示されます。

- 左ペインの[+]ボタンをクリックします。
-
所定のフィールド内にDomoサーバーのURLを入力し、 [Authenticate] をクリックします。
指定したインスタンスに既にログインしている場合は、自動的に認証されます。ログインしていなかった場合は、ブラウザーのウィンドウが開き、指定インスタンスの認証情報を入力するよう促されます。

- (条件付き)入力を求められた場合は、指定インスタンスのDomo認証情報を入力します。 接続するには「管理者」または「パワーユーザー」セキュリティプロフィールが必要です。 認証情報を正確に入力すると、 [Manage Connections] ペインのアカウント名の横にチェックマークが付きます。
- [Close] をクリックします。
サーバーへの接続を削除する
サーバー接続の削除は、サーバー接続の追加と同じダイアログで行います。 サーバーへの接続を削除するには:- Wordの[Domo]タブ左側の [Connected] ボタンをクリックします。
- 切断するサーバーを選択します。
- [Delete] をクリックします。
- [Yes] をクリックして、削除を確認します。
サーバー接続をテストまたは再認証する
サーバー接続を認証し直すときやすべての接続をテストするときは、 [Manage Connections] ダイアログを使います。 サーバー接続をテストまたは再認証するには:- Wordの[Domo]タブ左側の [Connected] ボタンをクリックします。
-
以下のいずれかを行います。
- 接続をテストするため、 [Test Connections] をクリックする。
- サーバーを再認証するため、認証し直すサーバーを選択して [Reauthorize] をクリックする。
Wordにカードのコンテンツをインポートする
Domoサーバーに接続すると、アクセス権のある限り、接続先インスタンスの任意のページから可視化カードのコンテンツをインポートできます。これを行うには、サイドバーでページやカードを選択し、カードからインポートする要素を選択します。 Wordにカードのコンテンツをインポートするには:-
(条件付き)サイドバーをまだ開いていない場合は、画面上部にある[Domo]タブの [Open Sidebar] ]をクリックしてサイドバーを開きます。

- (オプション)複数のDomoサーバーに接続している場合は、サイドバー上部のメニューで、どのサーバーからデータを取得するかを選択します。
-
サイドバーで、ページがアルファベット順に並んだリストを下向きにスクロールするか、 [Search] フィールドに目的のページ名を入力するかして、Wordにインポートするコンテンツを含むページを探します。
サイドバーのページは
アイコンで示されています。
-
サイドバーのページをどれかクリックすると、そのページのサブページや可視化カードがすべて表示されます。
サイドバーの可視化カードは
で示されています。
次のスクリーンショットは、2つのサブページと多数のカードを含むページ「クライアントサービス」の例を示しています。

-
サイドバーのカード名をクリックすると、そのカードに含まれる個々のコンポーネントがすべて表示されます。
以下のスクリーンショットは、ユーザーが「RT:顧客満足度」というカードをクリックした結果を示しています。

-
目的のコンポーネントをWord文書にドラッグします。
大きな長方形枠の破線(マウスポインターを置くと空白部分が青く変色する)の外側をどこかクリックし、Word文書にドラッグすることで、カード名、まとめ数字、視覚的コンテンツをひとまとまりのグループの形で取り込めます。
各コンポーネントの破線の内側をクリックしてドラッグすると、個々のコンポーネントを個別に取り込むことができます。カードの所有者、最終更新日時、最終変更日時は、個別の取り込み のみ に対応しています。

-
(オプション)目的の要素をすべてWord文書に取り込んだ後、 [Domo] タブの [Highlight Domo Content] をクリックすると、クリックしたコンテンツをハイライトできます。
注記: 現在、表カードはWordプラグインではサポートされていません。
クエリ表を作成する
Word文書に「クエリ表」を追加することができます。「クエリ表」とは、DataSetのサブセットで、オプションでフィルターや集計を追加できます。このデータは1つまたは複数の列の形で追加できるほか、データを集計して結果の値を1つ用意することもできます。 DataSetのデータをWord文書に追加するには:- サイドバーの [Add Custom Query Table] をクリックします。 接続したDomoインスタンス内のDataSetをすべて含むリストが表示されます。
-
クエリ表にして追加するDataSetを選択し、 [Next] をクリックして、次の画面に進みます。
様々な検索またはフィルターオプションを使って、リストのDataSetを絞り込むことができます。
列のフィルター設定、集計、選択または選択解除、列の並べ替えのできるダイアログが開きます。プレビューが表示され、選択したデータに加えた変更を確認できます。

- [DataSet] タブ上部のフィールドにクエリ表の名前を入力します。
-
(オプション)以下のようにフィルターを設定します。
- [Filter] タブをまだ開いていない場合はクリックして開きます。
- 最初のドロップダウンメニューでは、フィルターする列を選択します。
- 2番目のドロップダウンメニューでは、フィルターの比較条件を選択します。
- 最後のドロップダウンで、条件の値を入力します。
-
[Refresh] をクリックすると、クエリ表の変更内容が表示されます。
例えば、一日の訪問者が20人未満の行のみをクエリ表に表示する場合は、最初のドロップダウンで[毎日の訪問者数]を選択し、2番目のドロップダウンで [is less than] を選択し、最後のドロップダウンで「

20」と入力します。 [Add a filter] をクリックし、前のステップを繰り返すことで、フィルターをさらに追加できます。
-
(オプション)列をグループ化する(ある列の複数の行をすべて結合して1行にまとめ、その行の値を集計する)ときは、次のように操作します。
- [Group & Aggregate] タブをクリックします。
- このタブの左側にあるメニューから、グループ化する列を選択します。
-
[Refresh] をクリックすると、クエリ表の変更内容が表示されます。
次のスクリーンショットは、グループ化されなかったDataSetのプレビューです。[AccountName]行にはそれぞれ固有の値が入っています。例えば、「Parker, Inc.」というアカウントは[OpportunityAmount]が9,125件あることを示しています。
ユーザーが、グループ化する列として[AccountIndustry]を選択した場合、[Account Industry]の下にある同様の行がすべて結合され、ほかのすべての列は集計されます。この例は、以下のスクリーンショットのように表示されます。[AccountName]列の項目は文字列であるため、[COUNT]の集計結果が表示されています。例えば、[AccountIndusty]が [Consumer Services] であるアカウントは555件ありました。一方、値を含んでいる[OpportunityAmount]を足し合わせることで、各アカウントの業界の合計値が得られます。
各データタイプには、グループ化する際のデフォルトの集計方法が設定されています。文字列はカウントされ、値は合計値が計算され、日付にはMIN(最も早い日付が表示されること)の集計結果が入力されます。列の集計結果を変更する方法はないものの、特定の列でほかの集計方法を使いたい場合は、変更タブの右側にあるメニューを使って集計方法を追加すると、その列の集計方法を変更できます。例えば、前の例のユーザーが業界別に[OpportunityAmount]の平均を表示したいという場合、集計対象の列として[OpportunityAmount]を選択し、集計タイプとして[AVERAGE]を選択することができます。この様子を次のスクリーンショットに示します。ここでは[OpportunityAmount (AVG)]列が新しく追加されています。
グループと集計を追加するにはそれぞれ、 [Add a Group By] および [Add an aggregation] をクリックします。 この方法で新しく集計の列を追加するためにはまず、グループ化の方法を指定する必要があるという点に注意してください。グループ化を行わずに集計を追加すると、次のステップで説明するように、DataSet内のデータが1つの値に統合されます。
-
(オプション)DataSetのデータを1つの値に集計する(ステップ5で説明した列のグループ化を行っていない場合のみ可能)には、次のとおり操作します。
- [Group & Aggregate] タブをクリックします。
- このタブの右側にある最初のメニューから、集計する列を選択します。
- このタブの右側にある2番目のメニューで、目的の集計を選択します。 文字列の列では[COUNT]または[DISTINCTCOUNT]を、データの列では[SUM]、[MIN]、[MAX]、または[AVERAGE]を、日付の列には[MIN]または[MAX]を選択すると、うまくいきます。
-
[Refresh] をクリックすると、クエリ表の変更内容が表示されます。
注記: このように集計して1つの値を求めると、 [Column] タブおよび [Order] タブが表示されなくなります。これは、クエリ表の列が1つになり、列の追加や削除、並べ替えができなくなるためです。
-
(オプション)クエリ表の列の追加や削除を行うには、次のように操作します。
- [Columns] タブをクリックします。
- 維持する列はチェックボックスをオンに、削除する列はチェックボックスをオフにします。 [Select All] を使うとすべての列でチェックボックスをオンに、 [Deselect All] を使うとすべての列でチェックボックスをオフにすることができます。
- [Refresh] をクリックすると、クエリ表の変更内容が表示されます。
-
(オプション)クエリ表の列を並べ替えるときは、次のように操作します。
- [Order] タブをクリックします。
-
最初のドロップダウンの [Order rows by] で、順番を変更する際に用いる列を選択し、次のドロップダウンで並べ方のタイプ( ascending または descending )を選択します。

- 並べ替えにあたってほかの列も使う場合は [Add an order clause] をクリックし、前のステップの手順を繰り返します。
- [Refresh] をクリックすると、クエリ表の変更内容が表示されます。
-
(オプション)返されるデータの行数を制限するときは、次のように操作します。
- [Limit]の下にある最初のドロップダウンに、返されるデータの開始行の番号を入力します。
-
2番目のドロップダウンで、返されるデータの行数を指定します。
例えば、10行目から20行目のデータだけを返すようにするには、両方のドロップダウンに
10と入力します(最初の値は10行目からインポートを開始することを意味し、2番目の値はそこから10行分のデータをインポートすることを意味します)。
- [Refresh] をクリックすると、クエリ表の変更内容が表示されます。
-
[DataSet] タブでクエリ表の変更を完了したら、 [Save] をクリックします。
クエリ表のデータがサイドバーに表示されます。カードのようにコンポーネントに分割され、個別に操作できるようになりました。これらのコンポーネントには、クエリ表の名前、表が1つまたは複数の列を含む場合はクエリ表の列ヘッダーのプレビュー(データの集計を選択した場合は1つの値)、表の作成に使われたSQLクエリが含まれます。次のスクリーンショットは、複数の列を持つクエリ表の例を示しています。

- サイドバーからWordにドラッグして、クエリ表のコンポーネントをWordに取り込みます。
- (オプション)このクエリ表のウィザードを開いて変更を加える必要がある場合は、 [Edit this Query] をクリックします。
- (オプション)このクエリを削除するときは [Delete this Query] をクリックします。
Domoのコンテンツを更新する
Domoのコンテンツ(カードのコンポーネントまたはクエリ表)をWord文書に追加した後は、必要に応じてデータを更新できます。 Domoのコンテンツを更新するには:- [Domo] タブの [Refresh] をクリックします。
- [Yes] をクリックして確認します。
トラブルシューティング
クラッシュ後にマイクロソフトがプラグインを無効にしてしまう問題が複数のお客様から報告されています。無効になったあともプラグインはインストールされていますが、 Domo タブは表示されなくなります。プラグインを再インストールしても、無効の状態のままです。この場合、プラグインを再度有効にする方法は以下のとおりです。 Wordプラグインを再度有効にするには:- Wordを開きます。
- [ファイル]>[オプション] の順に選択します。
- [アドイン] を選択します。
-
[管理] ドロップダウンメニューで、 [COMアドイン] を選択し、 [設定] をクリックします。

-
[DomoWord] の横のチェックボックスをオンにし、 [OK] をクリックします。

- Windowsの[コントロールパネル]で、 [プログラムの追加と削除] に進みます。
- [Domo Word]のインスタンスをすべて削除します。
- プラグインを再インストールします。


アイコンで示されます。
アイコンで示されます。 