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はじめに

Flex表にはチャートの系列ごとに異なる行が表示され、すべての系列は個々の Spark棒 グラフとして示されます。個々の系列ごとに、その系列に関する情報が表のほかの列に示されます。デフォルトでは、この情報には系列の名前、系列の変化率が正か負かを示すインジケーター、および変化の程度が含まれます。ただし、表の[チャートの設定]では、チャートの最小値や最大値、最後から2番目の値、(変化率ではなく)変化値など、系列のほかの様々な側面を反映するように列を変更できます。この情報を使って表に列を追加することもできます(最大10個)。 視覚的な例として、標準のチャートがFlex表として表示されたときの様子を見てみましょう。次の積上げ縦棒グラフでは、2013年5月から2015年4月までの「財務:A/R経年」情報が示されています。「AR <30」、「AR 30-60」、「AR 60+」の3つの系列が示されています。
flex_table_before.jpg
このチャートは、データの全体的なトレンドを示すのに役立ちますが、個々のARバケットに関する詳細を把握する際にはそれほど役に立ちません。例えば、ユーザーの関心が「AR 60+」のみである場合、その系列はほかの2つの系列に挟まれて分析がほとんど不可能であるため、このチャートはまったく役に立たないでしょう。 代わりに、上のチャートのデータを、デフォルトの「折れ線」タイプのFlex表を使用して表すと、次のようになります。
flex_table_after.jpg
3つの系列すべてが別々に表示されるようになったため、一定期間のトレンドを比較しやすくなりました。さらに、赤と緑のインジケーターは系列の変化が正か負かを示し、最後の列は変化率を示します。この表であれば、「AR 60+」に関心を持つユーザーが、このバケットの動向をひと目で確認できます。必要に応じて、最小値と最大値、最後の値と最後から2番目の値など、詳しいデータを表示するための列を追加することもできます。 標準の表およびヒートマップ表の詳細については、「 表グラフ 」を参照してください。

別の使用事例

前の例で説明したように、Flex表は通常、トレンドデータを表示するために使用されます。ただし、その他の使用事例も数多く考えられます。例えば、以下のスクリーンショットのように、バーを使用して、前の年と現在の年の値の差を示す表を作成できます。
flex_table_alternate_usecase.png

Flex表にデータを作成する

Flex表は、DataSetから少なくとも3つのデータの列または行を必要とします。
  • これらのうちの1つは測定されるデータ(カテゴリーデータ)を含んでいますが、通常は日付になります。この列は、 [X軸] フィールドにドロップされます。Flex表ではすべての系列が別々の行に分割されるため、実際にはX軸はカテゴリーラベルが付いた状態では表示されません。ただし、棒グラフや折れ線グラフの個々の点にマウスポインターを合わせると、ラベルが表示されます。
  • 別の列には表の値データが含まれます。この列は、 [Y軸] フィールドにドロップされます。
  • 3つ目の列には系列データが含まれます。この列は、 [Region] フィールドにドロップされます。チャートには、系列の列を必要なだけ追加できます。チャートに追加した各系列は、折れ線グラフまたは棒グラフを持つ個々の行として表されます。
値、カテゴリー、系列データについては、「 チャートデータについて 」を参照してください。 Analyzerで、Flex表で使用するデータを含む列を選択します。データ列の選択の詳細については、「 DataSet列をチャートに適用する 」を参照してください。 以下の図は、典型的な列ベースのスプレッドシートのデータがどのようにFlex表に変換されるかを示しています。
flex_table_spreadsheet_example.png

Flex表をカスタマイズする

Flex表の外観をカスタマイズするには、いくつかの方法があります。特に、[チャートの設定]では、各列に表示される各系列の側面を変更したり、新しい列を追加したりできます。前のスクリーンショットに示されているように、デフォルトでは、Flex表には系列名、チャート、変化インジケーター(正または負)、変化率の列が含まれます。ほかの変更可能な側面としては、最小値、最大値、最後から2番目の値、変化値などがあります。 [チャートの設定]のほかの多くの項目も使用できます。すべてのチャートの設定の詳細については、「 チャートの設定を適用およびリセットする 」を参照してください。Flex表に固有のプロパティには、以下があります。サムネイル画像をクリックすると、拡大画像が表示されます。

プロパティ

説明

[一般]>[固定行の高さ]

表内のすべての行の高さを設定します。値は28以上にする必要がありますが、最大値についての制限はありません。

-

[一般]>[列1]~[列10]

特定の列に示されている系列の側面を選択できます。デフォルトでは4つの列が表に含まれますが、列5から列10までのオプションを選択すれば、列を追加できます。例えば、 [列5] [最後から2番目の値] を選択すると、5番目の列が表に追加され、各系列のデータの最後から2番目の値が表示されます。

このスクリーンショットのFlex表には、ほぼすべての側面が示されています( [最後から2番目の値] を除く)。

メニューのオプションは、次の通りです。

デフォルト

各列に表示される系列のデフォルトの側面。列1は系列の名前、列2はチャート、列3は正または負のインジケーター、列4は変化率です。残りの列はすべて、デフォルトで [空] になります。

このオプションを選択すると、この列は表に表示されません。これは、列5から列10のデフォルトの設定です。

名前

系列の名前です。列1のデフォルトの設定です。

グラフ

この系列の折れ線グラフまたは棒グラフです。これは列2のデフォルトの設定です。グラフタイプは、 [グラフ設定]>[タイプ] で変更できます。

インジケーターを変更

系列の全体的な変化が正(緑)であるか、負(赤)であるかを示すアイコンです。列3のデフォルトの設定です。

割合を変更

系列の全体的な変化率です。列4のデフォルトの設定です。

値を変更

系列の特定の変化量です。

最初の値

系列の最初のデータ値です。

最後から2番目の値

系列の最後から2番目のデータ値です。

最後の値

系列の最後のデータ値です。

最小値

系列の最小(最低)のデータ値です。

最大値

系列の最大(最高)のデータ値です。

平均値

系列の平均データ値です。

合計値 系列のすべてのデータ値の合計

flex_table_full.png

[一般]>[列1タイトル]~[列10タイトル]

表の一番上の行に表示される列の名前です。

-

[一般]>[列1の幅]~[列10の幅]

列の幅を、表全体に対する割合(%)(1~100)として設定できます。

-

[ヘッダー行]>[ヘッダー行の高さ]

表のヘッダー行(列名を含む行)の高さを設定できます。値は28以上にする必要がありますが、最大値についての制限はありません。

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[グラフ設定]>[タイプ]

系列チャートを含む列では、グラフタイプを選択できます。系列ごとにすべて同じグラフタイプになります。同じFlex表に複数のタイプのチャートを含めることはできません。

以下のグラフタイプが利用できます。

折れ線グラフ

系列ごとに Spark折れ線 グラフが作成されます。これはデフォルトのオプションです。右の最初のスクリーンショットは、このグラフタイプの例を示しています。

棒グラフ

系列ごとに縦方向の Spark棒 グラフが作成されます。右の2番目のスクリーンショットは、このグラフタイプの例を示しています。

横棒グラフ

系列ごとに横方向のSpark棒グラフが作成されます。右の3番目のスクリーンショットは、このグラフタイプの例を示しています。

単一積上げ横棒グラフ

横棒グラフを作成します。各系列のすべての棒が集約されて単一積上げ棒グラフとなります。右の4番目のスクリーンショットは、このグラフタイプの例を示しています。

flex_table_line.png

flex_table_bar.png

flex_table_horizontal_bar.png

flex_table_horizontal_single_bar.png

[グラフ設定]>[バーの幅(%)]

棒の幅をセルスペースの割合(%)として指定できます。グラフタイプに [折れ線グラフ] を選択した場合は、使用できません。

スクリーンショットは、この設定が「 25 」に設定されている横棒グラフの例を示しています(これに対し、前の例ではデフォルト値の「 50 」に設定されています)。

flex_table_bar_width_25.png

[回帰直線]>[回帰直線を表示]

表のすべての系列グラフに線形回帰直線を追加します。グラフタイプに [横棒グラフ] [単一積上げ横棒グラフ] を選択した場合は、使用できません。

右の最初のスクリーンショットは、折れ線グラフを使用したグラフタイプの例を示しています。2番目の例は同じものを棒グラフで示しています。

flex_table_line_regression.png

flex_table_bar_regression.png

[回帰直線]>[最終のデータポイントを含める]

回帰直線の計算に、系列の最後のデータポイントを使用するかどうかを指定できます。

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[回帰直線]>[線のスタイル]

回帰直線を点線(デフォルト)と実線のどちらで表示するかを指定できます。

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[回帰直線]>[線の色]

回帰直線の色を指定できます。

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