ワークフローと自動化のアップデート
AIによるワークフロー実行MCP
これまでは、AIでワークフローを開始する際、手動トリガーやAPIトリガーなど、別のトリガーを「借りる」必要がありました。そのため、ビジネス全体でAIが実際にどの程度利用されているのかを把握することができませんでした。この可視性の不足により、AIが主要なビジネスプロセスとどのように連携しているかを、安全に監視、監査、管理することが難しくなっていました。
そこで今回、AIによって開始された実行を正式に記録する、専用のMCPトリガーを新たに導入します。Claude、AI Chat、自律型エージェントのいずれによってワークフローが開始された場合でも、Workflow Execution Detailsページで、どこから実行されたのかを明確に確認できる、一貫した監査証跡を残せるようになります。
この新しいMCPトリガーでは、以下が可能になります:
- すぐに導入: ワークフローをデプロイすると自動的に有効になるため、手動設定は不要です。
- 厳格なガバナンスを維持: AIサービスとワークフローエンジンの間に安全で承認済みの連携ルールを構築し、管理者によるコントロールを維持できます。
- AI活用を拡大: AIによって開始された実行を、一時的な回避策ではなく、永続的かつ監査可能な自動化アーキテクチャの一部として確立できます。
MCPを使用したAIツールとDomoの接続方法、およびWorkflowsの管理について詳しくは、リンクをご覧ください。
CodeEngine パッケージ管理
今回のリリース以前は、デプロイ済みのCode Engineパッケージを削除できなかったため、使用されなくなったコードや機密性のあるコードがCode Engine上でアクセス可能な状態のまま残っていました。その結果、パッケージが時間とともに蓄積し、開発者がそれらを適切に把握・管理することが難しくなっていました。
今回のPackage Management機能により、開発者はパッケージの利用状況をリアルタイムで確認し、使用されなくなったパッケージや参照されていないパッケージを安全に削除できるようになります。
主なメリットは以下のとおりです:
- 利用状況を完全に可視化: パッケージを参照しているすべてのカスタムアプリやワークフローを確認し、変更前にその影響範囲を正確に把握できます。
- 安全な削除: Domo内のどこかでパッケージが参照されている場合は削除がブロックされ、依存するアプリやワークフローが誤って動かなくなることを防ぎます。
- 非公開参照も可視化: アクセス可能なアイテムと非公開アイテムを区別することで、権限のないコンテンツを公開することなく、正確な利用数を確認できます。
- ファーストパーティ製パッケージを保護: Domoが提供するパッケージは削除できないよう保護され、利用状況にかかわらずプラットフォームの中核機能を維持します。
- 簡単な再確認: 専用の更新アクションを使用して利用状況を即座に再確認し、削除前に参照が解除されていることを確認できます。
CodeEngineのバージョン管理を強化
カスタムコードをワークフローのステップで変更しても、これまでの設定は失うことはありません。これまでは、関数のバージョンを切り替えたり更新したりする際に複数の画面を操作する必要があり、その過程でパラメータのマッピングがリセットされることもありました。そのため、マッピングを手動で再構築する必要がありました。
今回のCode Engineのバージョン管理機能の強化により、より少ないクリックで関数の選択、切り替え、バージョン管理ができるようになりました。また、既存のパラメータマッピングもそのまま維持されるため、安心して変更できます。
DataSetQueryタスクのアップデート
ワークフローの構築中にクエリを実行して結果が返ってこないケースはよくありますが、これまではクエリ結果が0件の場合、作業内容を保存したり、出力を生成したりすることができませんでした。
今回のDataSet Queryタスクのアップデートにより、0行の結果でも設定を保存し、出力パラメータを生成できるようになりました。これにより、作業内容を保存するために、クエリが少なくとも1行のデータを返す必要はなくなります。
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