2015/09/16

Domoの調査により、多くのセールスリーダーは必要なデータを得られていないことが明らかに

セールスリーダーの90%以上がリアルタイムのデータアクセスを求めているが、実際にそれが可能なのはわずか34%

9.10.15_pr_data-driven-sales-survey

(米国報道発表資料抄訳)

2015年9月10日、ユタ州シリコンスロープスDomoが新たに実施した調査によると、自社のビジネス情報について不満を感じるセールスリーダーが増え続けており、必要とするデータと実際に入手できるデータとの相違が広がっていることが分かります。このようにタイムリーなデータにアクセスできないことが原因で、多くのセールスリーダーたちが貴重な時間を無駄にし、自社のデータに対して信頼を失いつつあります。

本日Domoは、同社が初めて実施したData-Driven Sales Surveyの調査結果を発表しました。この調査は、さまざまな業界のセールスリーダー(マネージャーから経営幹部レベルの人々まで)400人を対象に行われ、セールスリーダーとデータの関係を把握することを目的としています。ほとんど(96%)の回答者は、日々の意思決定にデータが不可欠であると回答しているものの、自社データの現状では意思決定にかかる時間を短縮できないとしており、自社データとの関係をA-以上に評価した回答者はわずか2%でした。

データへの容易なアクセスが営業プロセス上の主要な課題であることはこの調査からも明らかですが、営業データを入手するためにかかる時間とそれらデータの整合性も、セールスリーダーたちが述べている全体的な不満の重要な要因です。それは、必要な情報をいつ入手できるかというより、そもそも入手できるかどうかの問題だと感じていることを、多くの回答者が述べています。

90%の回答者が、リアルタイムのアクセスは重要だと回答している一方、自社データにリアルタイムでアクセスできると回答した人は34%以下です。さらに、必要なデータにまったくアクセスできないとした回答者は38%、自社データの分析に時間がかかることに不満を示した回答者は71%、データを入手するまでにかかる時間が長すぎるとした回答者は65%です。実際、31%の回答者は、データの入手に数日以上かかると回答しています。

「営業部門には非常に多くのデータがありますが、そこから本当の価値を引き出す方法がないのです」と、Domoの社長、Chris Harringtonは述べています。「データが、CRMアプリケーションや支払い関連システム、Excelのスプレッドシート、マーケティング自動化システムなど、あまりに多くの場所に分散し、しかもフォーマットがばらばらであるため、効果的に活用することができません。データはすでにあるのですから、あとはそれを活用できるようにするだけでよいのです」

Harringtonはさらに次のように述べています。「セールスリーダーたちはリアルタイムのデータを簡単に入手できれば、必ず効率が向上します。たとえば、ビジネスチャンスに伴うリスクを特定したり、最高の業績を達成した担当者は誰か、また、営業プロセス全体を見たときにその担当者のやり方は他の人とどこに違いがあったのかを段階を追って把握する、さらに支援が必要な分野を特定するなど、今日の経済状況では、より適切で迅速なデータアクセスが不可欠です」

さらにこのレポートでは、セールスリーダーたちがデータの可用性、整合性、データアクセスの速度について不満を感じているだけではなく、データをどこで入手できるかという点についても不満を感じていることが示されています。およそ92%のセールスリーダーがデータを1つのダッシュボードで見たいと考えていますが、そのうち約70%の人は、そのような機能がないと回答しています。実際、多くの(39%)のセールスリーダーが自分のレポートを作成するために毎週少なくとも2時間を費やしており、レポート作成に毎週1日以上費やす人も21%います。

「営業担当者がレポートの作成と分析に費やす時間が多くなれば、その分だけ見込み客や既存のお客様と話す時間は少なくなります。企業は、第一線の営業担当者が本業である営業活動に専念できるようにする必要があります」とHarringtonは述べています。

最後に、回答者たちは、データがもっと活用しやすくなれば自社データをさらに活用したいという意向を示しています。より多くのデータを活用するために求められることとして、73%の回答者はデータを1か所で見られること、66%の回答者はデータをリアルタイムで見られること、56%の回答者はどのデバイスでもデータを見られること、51%の回答者はデータ分析により多くの時間をかけられること、29%の回答者はデータの収集により多くの時間をかけられることを挙げています。

この調査レポートの詳細について、またはレポートをダウンロードするには、http://domo.ly/DDSalesSurveyにアクセスしてください。

■Domoについて

Domoは、クラウド型のビジネス管理プラットフォームです。企業全体にわたり、CEO、マネージャー、意思決定者が、必要なすべての情報に1か所で簡単にアクセスできるようにすることによって、より迅速で効果的な意思決定を可能にします。

Domo は、Benchmark, BlackRock, Capital Group, Fidelity Investments, Founders Fund, GGV Capital, Glynn Capital, Greylock Partners, IVP, salesforce.com, TPG Growth, T. Rowe Price, WPP, Zetta Venture Partnersなどの有力なベンチャーキャピタル企業および世界最大手のSaaSやインターネット企業のCEOから、合計4.5億ドル(約540億円) の投資を得ています。

Domoの創業メンバーは、Amazon, American Express, Ancestry.com, eBay, Endeca, Facebook, Google, LinkedIn, MLB.com, Omniture, salesforce.com, SuccessFactors, SAPなど有力企業での経験を持つ精鋭メンバーで構成されています。

詳しくは、www.domo.com/jpをご参照ください。また、弊社公式アカウントのTwitterFacebookおよびGoogle+をフォローしていただくと、より詳細な情報をご確認いただけます。

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