"現在同社では、顧客向けに展開する各種サイトと連動するデータベース群、営業管理や開発工数管理、人事管理といった社内システムのさまざまなデータをDomoに接続し、課題解決に必要なデータをリアルタイムで把握できるようになりました。「おかげで最も重要な経営指標の入会者数や退会率から、各事業現場での意思決定に必要なサイトごとのページビュー、ユニークユーザーなど、多種多様なデータをリアルタイムで視覚化できます。それらを事業遂行上の指標として利用することで、タイムリーなアクションにつなげています」（泉氏）Domoは、『提供するサービスの改善や軌道修正を繰り返しながら、ユーザーのニーズに合致したサービスを実現する』という同社のミッションに大きく貢献していると、泉氏は言います。"

"Domoの導入は、意思決定の加速化だけでなくエムティーアイにさまざまな成果をもたらしました。当初は既存のBIシステムを刷新し、より簡単に利用できるものを自社開発する予定でした。 しかし、システム構築費と運用費、必要な機能なども考慮すると、Domoを導入するほうが、 少なくとも年間4,000万円程のコスト削減につながり、より高機能なものが早く提供できる ことが分かりました。また、これとは別に、導入から半年で集計の自動化などにより年2,000万円程のコスト削減効果がでているそうです。"

"さらに同社では、社内の共有エリアに大型モニターを設置。入会者数や退会率など主要なKPIを社内で常時表示したことで、従業員の数字に対するマインドが飛躍的に向上しています。また、データの活用だけでなく、社員間での協業も促され、それを基にした分析や企画立案がデータドリブン経営の根幹だという理解が、社内に浸透しつつあるといいます。Domoをきっかけにした同社のデータドリブン化のさらなる進化に期待が高まります。"