ビジネスリーダーから経営層まで、自分に必要なデータや指標をもとに行動することを実現

1912年の創業以来、1世紀にわたりツーリズム産業の発展に寄与。2018年4月より新たな事業ドメインとして「交流創造事業~ JTBならではのソリューション(商品・サービス・情報および仕組み)の提供により、地球を舞台にあらゆる交流を創造し、お客様の感動・共感を呼び起こすこと。」を掲げ、グループをあげて第三の創業にチャレンジしている。 (Web販売部)※2018年3月までi.JTB
http://www.jtbcorp.jp/jp/Domo導入による効果
経営層から現場まで誰もが使いやすい データ活用基盤を構築
"JTBは、時代の要請に応えながらリアル店舗からオンライン販売、オムニチャネル化、デジタルトランスフォーメーションを進めてきました。しかし、商材ごとにシステムとデータがバラバラで、顧客分析をしようにも、商材を横断した分析には非常に時間がかかる状態でした。i.JTBでは予約・販売データからビジネスの全体像までをタイムリーに把握できる仕組みづくりに着手。「当初、自社でのデータ基盤の再構築や分析担当アナリストが使用するBIツール活用も考えましたが、再構築に必要な時間と費用が膨大なこと、既存のBIツールでは機能しないことがわかりました。そこで、データを一元管理できるようなクラウドサービスの利用を検討したのです。Domoは分析担当者だけではなく、ビジネスユーザーや経営層でもわかりやすいインターフェースで、データの共有とコラボレーションがしやすい仕組みだったため、導入を決めました」(北山氏)"

誰もがタイムリーにデータ活用し、即座にアクションをとれるように
"これまで標準管理ができていなかった膨大なデータをDomo上に集約。商材を跨いだ売上や予約などの実績を、誰でも一目で確認できるまでにしました。また、Domoによって商材を横断してビジネスの状況を見渡せるようになり、これまで気が付かなかったような業務最適化の施策も取れるようになりました。「例えば、海外航空券は売れているのに、ホテルは低調。当然ホテルはもっと売れるはずです。これまで商材別に縦割りでデータを見ていただけでは気づかなかった売上機会をDomoでタイムリーに把握し、売上増加の手立てを即座に打てるようになりました」(北山氏)"

Domoを共通言語に、データドリブンな文化を醸成
"現在は、Domoを共通言語に経営層、事業部門、IT部門を横断したデータ共有とコラボレーションが進み、データドリブンな文化が生まれつつあります。「導入時、各種データをDomoでしか見られないように徹底しました。強硬策かもしれませんが、使ってみれば簡単なことが分かってもらえます。今ではDomoを共通言語としてビジネスを進めることが当たり前となりました。Domo導入によるデータの一元化も組織内の柔軟な連携を目指すもの。今後は、顧客DBとの連携も含め、データ活用をさらに推進していきたいと考えています」(北山氏)"

商材を横断してデータに基づいたタイムリーな意思決定とアクション実施が可能になり、経営層が各部門のパフォーマンスを把握し経営資源を最適化することができるようになった。Domoを共通言語にビジネスを進めることでデータドリブンな文化が醸成できた。
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